小上がりの和室の魅力

我が家には、リビングの延長上に小上がりの和室を設けました。住宅においてもバリアフリー化が求められる中、床に高低差ができることで安全性に欠けたり、住み心地を下げてしまわないか心配でしたが、小上がりにしたことで得られた魅力がたくさんあり、むしろ和室に高さを設けて良かったと思っています。

中途半端な段差はかえって足をつまづけやすくなってしまうので、腰をかけるのにちょうどいい高さにしました。家事の合間にサッと腰を下ろすのに重宝しています。またそのままゴロンと体をたおして休憩することもできます。ゆったりと休んだ後でも高さがあることでスムーズに立ちあがりやすく、次の動作に移りやすいのです。リビングで過ごす家族とも時間を共有できる点も嬉しいものです。

高さを設けることで畳下にはデッドスペースが生まれます。このデッドスペースを利用して引き出し収納を設け、和室で使用する座布団やお昼寝用寝具、おもちゃや爪切りなどの生活雑貨など大きさのある物から小物までしっかりと収納することができています。

部屋の中央は畳を掘り込み、冬は掘りコタツとして利用できるようにしました。冬は家族みんなでお鍋を囲み食事をすることもあります。今は少なくなった掘りコタツを設けたことで風情のある和の空間となっていますし、和室に過ごし慣れている両親もとてもこの和室を気に入っています。洋風LDKと畳の和室を建具で仕切らなくても床の高低差があることで空間のメリハリが生まれ、互いの空間に違和感を与えず、居心地のいい空間が広がっているのです。

依頼する業者

人生最大の買い物となる住宅は、後悔や失敗はできるだけ避けたいものです。家造りを成功させることができるかどうかは、依頼する業者の存在にかかっていると言っても過言ではありません。

そこで我が家はまずこの業者選びに多くの時間を費やしました。そこで地域に密着した工務店に依頼したのです。決め手は、我々の希望や要望に親身になって相談にのってくれ、的確なアドバイスをしてくれたことです。大きな金額の買い物となる住宅だけに、信頼関係を築けないパートナーでは安心して家造りを任せることができません。信頼関係をしっかり築けたことで安心して家造りを任せられました。

経験数の豊富さも大事です。建物についての知識が豊富であることのみならず、間取りや設備、仕様やデザインにおいて様々なプラン展開やアドバイスをしてくれました。そのため我が家は、常に多くの選択肢の中から最良の一つを選ぶことができたのです。狭い選択肢の中で選ぶのと幅広い選択肢の中から選ぶのでは、完成度も納得感も異なってきます。無垢材や漆喰など少々割高な素材をふんだんに取り入れても、節約できるポイントもアドバイスしてくれたことで限られた予算内で期待以上の住まいを完成させることができたのです。

住宅についてのアドバイスはもちろん、土地について、住宅ローンについてなど住宅に関わること全てにおいて相談にのってくれました。施工はもちろんのことながらアフターメンテナンスにおいても重要視してくれた点も非常に安心できました。まずは最高のパートナー探しから始めましょう。

育児中でもおしゃれな収納

忙しくても素敵に装う収納法
アウターだけでなくトップス、ボトムスもすべてハンガーに掛け、その下の引き出しにインナーを収納し、クローゼットの扉裏にはアクセサリーを吊り下げ、近い場所にしまうことで、その場ですぐにコーディネートでき、身支度の動線がスムーズになっています。

選びやすい収納法
クローゼットには奥行きがあるので、前後2列に分け、手前側にはオンシーズンを、奥側にはオフシーズンの服をしまっています。連結タイプのハンガーで縦の空間も上手に使い、190着の服をしまっていても、服を詰め込んでいるようには見えません。クローゼット横の壁には、服を一時掛けできるフックを取り付け、コーディネートがすぐ確かめられるようになっています。

自分に合う服だけに絞り込む
服はたくさん有るのに、いつも同じ服ばかり着てしまうという悩みがあります。原因は、服には1軍と2軍があり、いちばん着たい1軍服に、2軍服を合わせようと思っても、上手くいくことが無いとのことです。2軍にあわせようと次々と服を買うから、数は増えてもコーディネートは増えないのです。着る回数が減ったことがひと目で分かるように、最後に着た日をラベルに書いて貼るなどして、クローゼットの中身を見直す作業が欠かせません。

子供の物のしまい方
小学生になると、おもちゃにも自分なりのこだわりが出てきます。何をどうしまうかは子どもなりのルールに任せても、引き出しごとにおもちゃをそれなりに収められます。
ベビー用の服や肌着、ソックスなど小さな子ども服は、引き出しにたたんでしまいます。引き出しの中をあらかじめ仕切っておくのが、ポイントです。牛乳パックの再利用は、使い勝手がとてもよいです。

リビングにスキップフロア

リビングはテレビを見てくつろいだり、リラックスする場所です。しかし、小さい子どものいる家庭では、リビングで子どもが遊ぶためリビングの床におもちゃが広がりやすくなります。リビングがこのようにおもちゃや物で溢れてしまうと一気に生活感が高まり、本来のリラックスするという空間からかけ離れてしまうのです。

また、親はおもちゃが散らかっているとつい「片付けなさい」と怒ってしまうだけに子どもも思い切り遊びにくくなってしまうのです。最近ではワンルームのような一体感のあるLDKが設けられることが多いです。そこで広々としたリビングにスキップフロアを設け、空間のメリハリを付けながらここをキッズスペースとして利用するのです。

床に高低差をつけることで壁などで間仕切らなくても空間のメリハリが生まれ、空間が立体的になります。リビングとの境には程よい高さの腰壁を設けて互いの視線を緩やかに遮るようにするのもいいですし、リビングとの一体感を優先したい家庭では、アイアンの手すりで視線が繋がるようにしておくといいでしょう。これなら子ども達も自分の居場所を確保できることで、思い切りおもちゃを広げて遊ぶことができますし、リビングやキッチンにいる家族との繋がりをしっかりと得られることで互いに安心感が生まれます。

成長すればスタディーコーナーとしても利用できるため、カウンターを造り付け、収納スペースも設けておくといいでしょう。おもちゃや教材をしっかりと整理できることで広さに限りがあっても狭さや圧迫感を感じにくくなります。空間にメリハリを付けることで生活にもメリハリが生まれ、空間の居心地の良さが高められるのです。

吹き抜けと中二階のある家

我が家の新居は、縦の繋がりを大事にした住まいにしました。間仕切りなどをできるだけ設けず、奥にまで視線が繋がるように横の繋がりを大事にすると共に、吹き抜けの階段を設けることで縦の繋がりも得ることができました。

吹き抜けの階段の途中には多目的に使用できる中二階スペースを設けました。階段途中の踊り場を広めに確保し、壁に沿ってカウンターを造り付けています。カウンターを利用しながら、一階で過ごす家族との一体感を得られるので家族の繋がりを感じることができるのです。一階で過ごす家族との空間や時間を共有しながらも、ここで過ごす時間は個室にいるかのような気分も味わえるので個人の時間も大切にできるのです。

子どもが成長すると二階の自室で過ごす時間も増えるのですが、二階で過ごす家族との繋がりも得ることができるのです。中二階スペースは、独立した空間でもありながら上下階にいる家族の気配も感じられ特別な空間なのです。カウンターでは子どもが勉強したり、大人がパソコンを利用したり多目的に使用できるように照明やコンセントを設けています。そして、カウンターの後ろの壁には壁面収納を設けて、子ども達の教材や、パソコン関連用品、書類などを整理でいるようにしています。

収納する物に合わせて棚の高さを変えられるためデッドスペースを生みにくく、効率よく物を収納できています。オープン棚なので部分的には写真や雑貨を並べインテリア性にも配慮しています。縦の繋がりを意識した空間造りもおススメです。

絡まない・なくならないアクセサリー収納

メイクも服も決まり、あとはアクセサリーという段になって、ネックレスのチェーンが他のチェーンと絡まって、解こうとしたらプッツリ切れてしまったり、イヤリングが片方見つからなかったり、慌てて汗をかきメイクが台無し、などという事が起きないように、アクセサリーのしまい方を工夫しましょう。

★ベビーパウダーで絡み解消
筆者も美術展で買ったトルコ石のネックレスが、1回着けただけで切れてしまい、残念な思いをした事があります。チェーンが絡まっていたら、ベビーパウダーをふりかけてみましょう。驚くほど簡単にスルスルとほぐれます。

★ストローで絡み予防
出掛ける前の忙しい時にパウダーを振りかけるのも手間です。慌てないためには、日頃から絡まない収納を工夫しましょう。
簡単にできるストローがお薦めです。チェーンの留め金を外し、その端をストローに通して、表で金具を留めるだけです。ほんの一手間で、トレイや引き出しに並べておいても、お互いに絡み合うことがなくなり、大切なアクセサリーを絡まりから守ってくれます。

★製氷皿の小部屋
イヤリングやピアスは、片方を落としてしまうことが良くあり、片方では持っている意味がありません。落とさなくても、確かに仕舞ったはずの片方が、無造作にケースへ入れたおかげで、他のアクセサリーの中で紛れ、見当たらないこともあります。いつもペアで仕舞うためのケースを選びましょう。なんと製氷皿の小さな間仕切りがイヤリングやピアスにはピッタリサイズでした。

★製氷皿を裏返す
裏側のくぼみは、リングスタンドとして使えます。最近の冷蔵庫は、製氷皿がなくても氷を作ってくれる優れ物が多いでのですが、まだまだ製氷皿も見捨てた物ではありません。

空間のメリハリを大事に

今までは住宅の中心に廊下を設け、空間を細分化していました。しかし最近では、できるだけ壁や間仕切りを設けず、空間の繋がりを大事にした空間造りが取り入れられています。壁や間仕切りがないことで視線が奥にまで繋がり広さや開放感を得られます。そして、家族が家で孤立しにくく、自然とリビングへ集まってきやすいスタイルでもあるのです。

家族のコミュニケーションも増え、家で過ごす時間がより充実したものになるでしょう。しかし、壁や間仕切りが全くなくなってしまうと空間が間延びして、空間のメリハリが損なわれてしまいます。視線を抜けさせつつも間仕切りの役目を果たしてくれるような空間造りをするといいのです。

例えば、程よい高さで区切った腰壁を設けたり、アーチ状の垂れ壁を設けて各スペースをゾーニングして空間のメリハリを出すのも一つの方法です。我が家は、リビングとダイニングの境に木の格子を設けました。この木の格子がLDKのアクセントになりインテリア性を高めてくれていますし、リビングとダイニングの互いの視線を緩やかにカットしながらも互いの空間にしっかりと明るさを通すので閉鎖的な印象になることはありません。

このようにして空間のメリハリをつけるのもいいでしょう。また、床の高低差でメリハリを出すのもいいと思います。家族みんなで集うリビングはダウンフロアにします。ダウンフロアにすることで天井が高くなり、より広さや開放感が得られます。また、適度なこもり感が居心地の良さを高めてくれるのです。空間の繋がりを大事にするのと同時に空間のメリハリも大切にしたいものです。

ウォークインクローゼット

私が家造りを行う際に必ず設けたかったのがウォークインクローゼットです。ウォークインクローゼットの魅力は、一か所に全てまとめて収納できることです。アクセサリーやベルトなどの小物からバックやスーツケースなどの大きさのあるものまでここにスッポリと収められます。

衣類はもちろんこれらの物まで一か所で管理できることでトータルコーディネートもしやすくなるのです。実際に我が家のウォークインクローゼット内には全身鏡を設けて、クローゼット内で着替えられ、アクセサリーやバックなどまでチェックでき便利さを感じています。中でも掛ける収納を充実させました。掛ける収納が多いことで洗濯物をたたむという作業を必要とせず、衣類がシワにならずに管理できます。そして、どこにどの服があるかが把握しやすいのです。

デメリットをあげるならば、ウォークインクローゼットは十分な広さがないと中途半端な収納スペースになってしまうことです。クローゼット内に歩くスペースが必要になるので、その分の面積も求められるのです。十分な広さがないと壁に一列に並べるタイプの壁面クローゼットの方が衣類をたくさん収納できるということもあるのです。女性にとって衣類の管理のしやすさは重要であるだけに、広さや服の収納量を考慮して使いやすいクローゼットを設けたいものです。

使いやすい洗面室に

洗面室は、手洗いや洗顔、ヘアセットにお化粧、脱衣室として利用したり、洗濯機を設置することから家事を行う場所でもあります。家族みんなの使用頻度が高く、家事を行う上でも重要な空間なのです。

そこでまず注目する点は、洗面室への動線です。家族にとっては長時間過ごすリビングから洗面室の動線が重要ですし、家事を行うママにとってはキッチンと洗面室の動線がポイントです。キッチンと洗面室は通路を挟んで隣接して設けておけばキッチンからもリビングからも行き来の動線が短く、通路幅を少し広めにしておけば移動のしやすさも増します。

動線に配慮すると同時に収納力にも目を向けましょう。広さに限りのある空間でも、洗面化粧台と壁の間の隙間を利用してタテ型収納を設けます。高さや奥行を洗面化粧台を合わせておくとスッキリとした印象になりますし、これが意外と収納力をアップしてくれます。洗面化粧台の下は引き出し収納にすると奥に収納した物でも出し入れがしやすくなりますし、足元部分には体重計置き場があると限られた洗面室をスッキリとさせることができます。

洗面化粧台を造り付ける家庭も多いです。空間のサイズに合わせて造り付けることで壁との隙間が生まれず、床から天井まで有効的に利用しやすくなります。デッドスペースが生まれないことで収納力をアップさせることができるのです。既製品とは違い、木材のフレームに囲まれた大きな鏡を設置したり、モザイクタイルを敷き詰めオシャレな仕上がりにしたりデザイン性の高い洗面室へと仕上げられるのです。家族みんなが使いやすい洗面室にしたいものです。

リビング・ダイニング

最近では、リビングを20帖近く広々と取り、リビング内に4~5帖の和室スペースを設け、子どもの遊ぶスペースや昼寝スペースとして利用させる家庭も多いです。視界を妨げる壁や間仕切りをできるだけ設けず、空間の繋がりを大事にすることで、室内で孤立する場所もなくなり、家族のコミュニケーションも生まれやすくなるのです。キッチンで家事をしていても、和室スペースで遊んだり、昼寝をしている子どもの様子が確認できることで安心して家事を行えるのです。

また、リビングやダイニングの一部分に吹き抜けを取り入れる家庭も多いです。吹き抜け部分に大きな天窓を取り付けたりすることで、リビングがより明るく開放感を味わえるようになりますし、窓が外観のアクセントにもなり家の顔のひとつにもなるのです。立地によっては暗くなりがちな部屋の中でも、ベランダやウッドデッキに繋がる窓を通常より大きくしたり、天井近くの高い位置に明かり取りの窓を設けるなど窓の工夫でリビング・ダイニングをより明るく快適な空間にすることもできるのです。

そして、視線にも注目してみるといいと思います。南側が道路に面してないのはいいのですが、リビングを南向きにすると外で歩く人から家の中が丸見えになってしまうことがあります。視線が気になり、せっかく日当たりが良くてもカーテンを閉め切ってしまいがちです。思い切って二階にリビングを設けて、外からの気になる視線をカットして、リビングより居心地のいい空間にするのも一つだと思います。家族団らんの場であるだけに空間造りにも工夫が必要なのです。